伝統を織り込み、 未来を綴る。
Down
清原織物について
About
綴織はおよそ四千年の歴史を誇る織物。そして西陣織の中でも最も古い存在です。世界最古のものは古代エジプトの王墓から出土したコプト織とされています。その後世界各地に広がり、長い時間をかけて飛鳥時代に日本へと伝わってきました。弊社の始祖が創業したのは室町時代の京都。日本の綴織発祥の地である御室(おむろ)という地域で織りはじめました。後に現在の滋賀に拠点を移し、代々稼業として綴織を継承してまいりました。数千年の時を超えた「織師」のクラフトマンシップは、現代も静かに受け継がれています。
当家の歴史
清原夏野公が 804 年に清原真人の姓と太秦に荘園を賜り、長となったのが清原家の始祖であるとされています。当社の前身となる清原家もこの流れに沿いながら京都御室の地で織り始めたのが当社の起源と伝わっています。
鋸のように削った爪先を使って織る「爪掻本綴織」の技巧を守り、以来大正時代に京都から滋賀に移転してからも綴織を継承し続けています。
その場所のために
For Precious Place
綴織は何百年、何千年も前から場所や空間を彩ってきました。豊かな表現力と、多彩な色使い、耐久性の高い組織構造から最高の織物として選ばれてきました。実際に百年前に制作されたものが、数々の文化財を今も鮮やかに彩っています。
その時のために
For Precious Time
人生にも訪れる「たいせつな時」。清原織物はそんな時間を彩る最高の織物として、世代を超えて寄り添い、人の想いと共に記憶を綴ってきました。
あなたのために
For Your Life Style