袱紗

Fukusa

袱紗は大切な人への贈り物を守るため、大切に包みこむという、日本人ならでの思いやりから生まれた文化です。その歴史は古く、平安時代にはその習慣があったとされています。贈り物をする場面はたくさんありますが、婚礼儀式は人生の中でも大切な節目のひとつ。儀式の中で漆塗りのお盆にのせられた大事な贈り物を守る袱紗を「掛け袱紗」といいます。清原織物は綴織のメーカーとして長年にわたり、掛け袱紗を作り続けてきました。おめでたい吉祥文様や先祖代々の家紋、そして親から子へと世代を超えて引き継がれる想いと共に職人が丁寧に織り込んでおります。

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